1つ買えば分散投資! 投資信託とは?
投資信託を知らない、言葉は知っていてもどういうものか分からない。
だから投資をするなら○○社の株を買う、といった個別株での売買をしてる人も多いと思います。
またつみたてNISAでは投資信託しか買えませんがどういったものなのか分からなくて躊躇しているという人もいるかもしれません。
なので今回は
というテーマを書いていきたいと思います。
・個別株のデメリット
予想が当たれば儲けも大きい個別株ですが数社だけ買う、というやり方ではその会社が予想以上に暴落してしまった時のリカバリーがききません。
かといって色々な会社の株を買って分散投資をして~とするにはそれだけ企業分析が必要で大変です。
そこで1つ買えば色々な会社の株を買える投資信託をおすすめします。
・投資信託の簡単な説明。
投資信託は投資を信じて託す、という言葉通り何の株を買うかをお任せすることです。
しかし投資会社にお金を預けて、投資会社の人が株を買って~。
みたいなものではありません。
投資会社から複数の株などを集めた商品を購入するという流れになります。
グラフ元サイト:
https://www.35kara.com/2020/12/pie-graph-of-sp500-and-vti.html
・代表的な投資信託
代表的な投資信託はS&P500に連動して動くeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
S&P500はアップル、アマゾン、マイクロソフトなど500社の株を集めて数値化したものです。日本でいえば日経平均株価に近いです。
この指数と同じものが入っている投資信託を買えばどの株がいいのかなどを考えずにアメリカの企業500社に投資することができます。
分散投資することで数社の業績が悪くても他の企業がカバーして個別株のような暴落時の大ダメージを避けることができます。
デメリットとしましては
・利益も平均化しますので爆発的に上がることが少ない。
・全体の株価が下がる大暴落時には含み損になることもある。
という感じです。ですが損をする確率は個別株よりずっと低く安定しているので投資初心者はまずは投資信託からという選択肢はあった方がいいです。
ちなみに上記のはアメリカ株ですが日経平均株価と連動して動くeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)もあります。
・投資信託の種類(インデックスファンド)
投資信託は大きく分けて2つあります。
そのうちの1つがインデックスファンドです。
S&P500、日経平均株価のような指数と同じになるよう設定されています。
分散投資の中でさらに平均的なものを目安としてるので手堅い投資信託といえます。
また株の選定などは自動化されていますので手数料が安いのも大きな魅力です。
・投資信託の種類(アクティブファンド)
インデックスファンドとは逆に投資会社の人などが株を選んで投資信託を作るのがアクティブファンドです。
投資のプロがこの会社は伸びそうだから入れよう、この会社は落ち目だからはずそう、という感じでインデックスファンドより儲かる投資信託を作るのを目標としています。
バイオテクノロジー、AIなどテーマを考えた投資信託、毎月分配金がもらえる投資信託などいろいろなものがあります。
しかし……。
・インデックスファンドをおすすめ。
アクティブファンドは株の選定など人の手が入ることで手数料が高くなり、運用成績もほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドに負けています。
どんなに頭がいい人でも平均に負けてしまうのが投資の世界ということです。
なので基本的にはインデックスファンドを買う、というのが間違いではないと思います。
・まとめ
投資をしよう、だからA社の株を全力で買おう。というのではなく投資信託という選択肢もあるということを覚えておいてくださるととても嬉しいです。