落ちてくるナイフを掴め!
自分の資産が減ることは他人の資産が増えること。
自分の悲しみは他人の喜び。
みなさんはいかに自分の資産を効率的に減らせるかを考えてると思います。
効率的に損するにはどうすればいいのか。
今回は……
「落ちてくるナイフを掴め!」
です。
・ピンチはチャンス?
安い時に買って高い時に売る。
それが誰にでも分かるトレードでの必勝法です。
それなら暴落時に買えば儲かってしまうのでは?と思うかもしれません。
ですが……
・ピンチはピンチをうむ
相場は時に売りが売りを呼び大暴落になることがあります。
なので損したい、という人は暴落して買うのがお勧めです。
もしかしたら反転して思わず儲けてしまうことがあるかもしれません。
ですがその時はプロスペクト理論。
利益はすぐに確定すれば儲けも少なくてすみます。
そしてまた暴落したら今度こそ……と買って予想通りさらに下がったらしっかり損失を先延ばししましょう。
そうすれば効率よく損することができます。
大事なのは上がり始める前に買うこと。冷静にならずに今だ!という叫びが聞こえるところで思いっきり買ってしまいましょう。
・まとめ
損をしたいなら暴落を見たらすぐさま買うのが正解です。
反転しないようにじっくり見守る……なんてしてたら損をしそこないます。
チャート分析なんてせずに今がチャンスだの精神が大事です。
自分の気持ちのままにトレードして損をしていきましょう。
プロスペクト理論
新カテゴリー。
「損するためのトレード術」
自分の資産が減ることは他人の資産が増えること。
自分の悲しみは他人の喜び。
みなさんはいかに自分の資産を効率的に減らせるかを考えてると思います。
・大多数は損している。
5年連続で利益を出してるのは全体の1%。
その他の99%は損を出しています。
この大多数の99%になるにはどうすればいいのか。
色々な手法や考え方がありますが今回はプロスペクト理論についての解説です。
・プロスペクト理論とは?
つまり……
・利益が出てる時
・損失が出た時
・損するにはプロスペクト理論を実行しよう。
プロスペクト理論を実行したトレードを行えば何倍も儲けてしまう相場でも対して儲かりませんし1/10になる相場ではきっちり損をすることができます。
・まとめ
プロスペクト理論は名前だけ聞けば難しそうですが心理学通りに売買すればきっちり損をできる理想的な考え方です。
自分が持ってる感情のままにトレードしてたくさん損していきましょう。
1つ買えば分散投資! 投資信託とは?
投資信託を知らない、言葉は知っていてもどういうものか分からない。
だから投資をするなら○○社の株を買う、といった個別株での売買をしてる人も多いと思います。
またつみたてNISAでは投資信託しか買えませんがどういったものなのか分からなくて躊躇しているという人もいるかもしれません。
なので今回は
というテーマを書いていきたいと思います。
・個別株のデメリット
予想が当たれば儲けも大きい個別株ですが数社だけ買う、というやり方ではその会社が予想以上に暴落してしまった時のリカバリーがききません。
かといって色々な会社の株を買って分散投資をして~とするにはそれだけ企業分析が必要で大変です。
そこで1つ買えば色々な会社の株を買える投資信託をおすすめします。
・投資信託の簡単な説明。
投資信託は投資を信じて託す、という言葉通り何の株を買うかをお任せすることです。
しかし投資会社にお金を預けて、投資会社の人が株を買って~。
みたいなものではありません。
投資会社から複数の株などを集めた商品を購入するという流れになります。
グラフ元サイト:
https://www.35kara.com/2020/12/pie-graph-of-sp500-and-vti.html
・代表的な投資信託
代表的な投資信託はS&P500に連動して動くeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
S&P500はアップル、アマゾン、マイクロソフトなど500社の株を集めて数値化したものです。日本でいえば日経平均株価に近いです。
この指数と同じものが入っている投資信託を買えばどの株がいいのかなどを考えずにアメリカの企業500社に投資することができます。
分散投資することで数社の業績が悪くても他の企業がカバーして個別株のような暴落時の大ダメージを避けることができます。
デメリットとしましては
・利益も平均化しますので爆発的に上がることが少ない。
・全体の株価が下がる大暴落時には含み損になることもある。
という感じです。ですが損をする確率は個別株よりずっと低く安定しているので投資初心者はまずは投資信託からという選択肢はあった方がいいです。
ちなみに上記のはアメリカ株ですが日経平均株価と連動して動くeMAXIS Slim 国内株式(日経平均)もあります。
・投資信託の種類(インデックスファンド)
投資信託は大きく分けて2つあります。
そのうちの1つがインデックスファンドです。
S&P500、日経平均株価のような指数と同じになるよう設定されています。
分散投資の中でさらに平均的なものを目安としてるので手堅い投資信託といえます。
また株の選定などは自動化されていますので手数料が安いのも大きな魅力です。
・投資信託の種類(アクティブファンド)
インデックスファンドとは逆に投資会社の人などが株を選んで投資信託を作るのがアクティブファンドです。
投資のプロがこの会社は伸びそうだから入れよう、この会社は落ち目だからはずそう、という感じでインデックスファンドより儲かる投資信託を作るのを目標としています。
バイオテクノロジー、AIなどテーマを考えた投資信託、毎月分配金がもらえる投資信託などいろいろなものがあります。
しかし……。
・インデックスファンドをおすすめ。
アクティブファンドは株の選定など人の手が入ることで手数料が高くなり、運用成績もほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドに負けています。
どんなに頭がいい人でも平均に負けてしまうのが投資の世界ということです。
なので基本的にはインデックスファンドを買う、というのが間違いではないと思います。
・まとめ
投資をしよう、だからA社の株を全力で買おう。というのではなく投資信託という選択肢もあるということを覚えておいてくださるととても嬉しいです。
どっちがいいの? 窓口orネット証券
今回のテーマは……
・どっちがいいの?窓口orネット証券
です。
つみたてNISA口座は1人1つしか持てません。
なので窓口がある証券会社や銀行かインターネットで取引するネット証券のどちらがいいかメリットとデメリットを合わせて紹介していきます。
・窓口(証券会社、銀行)のメリット、デメリット
銀行や証券会社でつみたてNISA口座を開設、運用することができます。
窓口だと担当者が付き口座開設のサポートを行ってくれ手間なくつみたてNISAを始めることができます。
ただし買える投資信託の数がとても少なく(3~10)、ネット証券のと比べると手数料が高いものが多いです。
また相談できることはメリットではありますが、つみたてNISA以外の投資信託などをすすめられる、はデメリットになることもあるので注意です。
・ネット証券会社のメリット、デメリット
ネット証券は口座の開設に手間が必要です。
必要事項を入力して免許書などを撮影して送り~などはそこそこ大変ではあります。
またどの投資信託を買えばいいかは自分で調べる必要があるため多少の知識は必要です。
ですがそれらのデメリット以上にたくさんの投資信託(100以上)から手数料の安いものを選べるというメリットがあります。
・ネット証券をおすすめ。
それぞれにメリット、デメリットがありますが
・口座開設が面倒すぎる
・知り合いの銀行員に頼まれた
・窓口の人と相談したい
という人以外はネット証券の方が絶対におすすめです。
実際のところほとんどの人はネット証券でつみたてNISAを行っています。
ネット証券の中でどれがいいかは基本的にランキング上位のSBI証券or楽天証券を選べばいいと思います。
私は楽天証券でやっています。理由は楽天カード決済で1%のポイントが付くという制度があるからです(楽天カードは前から持ってました)。
面倒ではありますが口座開設は一度行えば大丈夫、なのでやっぱり安く買えるのはとてもいいこと、というのが今回のまとめです。
つみたてNISAの基礎知識
今回のテーマは……
・つみたてNISAの基礎知識です
最近わりと色々なところで聞くようになった制度です。
比較的安全に投資をしてほしい。という考えのもと国が作った制度なのでかなり初心者向けのものとなっております。
・つみたてNISAの基礎
つみたてNISAとはつみたてNISA口座を開設にしてそこに投資信託を購入して入れていく方式です。
年間40万円まで。買えるのは厳選された投資信託のみ。
という制限があるかわりに購入した投資信託は20年間も非課税で売却することができます。
年間40万円なので月間だと約3万円。
月1円から始めることもできますし月間の購入金額を上げることもできます。
9月から始めたけど全額使い切りたい、という人でも大丈夫です。
しかし年間の40万円までの部分を増やすことはできません。
使わなかった枠は繰越できずに消滅してしまいます。
また20年間の非課税期間がありますがそれより前に売却することも可能です。
・つみたてNISAはどれぐらいお得?
一般的な株の売買だと利益にたいして20%の税金を支払う必要があります。
最近だとこの税率を上げようという話もあります。
つみたてNISAの場合は非課税なのでこの20%も自分の利益になります。
10万円の利益でも2万円の差が出てくるので大きな違いです。
・つみたて方式について
つみたてNISAは経済的にも心理的にも安全に取引できるよう名前のとおりつみたて方式を前提とした制度です。
購入できる金額が40万円までと決まってますので一度に大きな金額を使うことはできません。
また買ったものをすぐに売却することも推奨しておらず数年、十数年かけて資産を作っていく。という考えで利用するのがおすすめです。
ドルコスト平均法とはどんな価格でも一定期間ごとに購入することにより購入価格を安定化させて経済的にも精神的にもゆとりをもたせるためのやり方です。
例えば一括購入(100万円)が次の月には半分になってしまったらかなりきついと思います。その後に戻る可能性もありますがさらに落ちる可能性もあり耐えきれなくなって-50万円で売却してしまうかもしれません。
一方つみたて方式ですと安くなっても前回と同じ金額で買うことになります。
つまり安くなった分だけたくさん買うことができる。
と暴落時にも安心感が持つことができ余裕を持って資産形成をすることができます。
下がってもたくさん買えてラッキーと思えることが最大の強みです。
・ほったらかしで運用できる
投資はチャートやニュースなどとにらめっこしてするもの。
というイメージはあると思います。実際に通常の株の売買やFXですとチャートから目を離せずに時間ばかり使ってしまうことも多いです。
つみたてNISAは一度購入設定をしてしまえばあとは自動で毎月購入してくれますのであとはほったらかして待ってるだけで大丈夫です。
投資を勉強する時間がない。チャートを見るのは大変そう。
という人でも投資ができるようになっています。
・厳選された投資信託
つみたてNISAで買えるのは一部の投資信託のみです。
価格の変動が激しい個別株や手数料が高額、長期運用に向いていない投資信託などは買えないようにはじかれているため初心者でも安心して購入することができます。
何を買えばいいのか分からないという人はアメリカ株の平均値と同じように動eMAXIS Slim 米国株式や楽天・全米株式インデックス・ファンド。日経平均と同じように動くeMAXIS Slim 国内株式。といった指数と連動するものがおすすめです。
このような指数に合わせて上下するものをインデックス型投資信託。投資会社が選んで作ものをアクティブ型投資信託といいますが基本的にインデックス型の方が手数料が安くて長期的な成績もいいです。プロでも平均値に勝てないのが投資の世界。という実情があります。
・まとめ
つみたてNISAは初心者でも安心して始めれるように作られたお得な制度です。
とりあえず投資を始めたい。という人はとりあえずつみたてNISAをやって物足りなくなったら他のをする。という流れがいいと思います。
私も少し前から初めて月1万2000円ずつ購入しています。
性質上、1年で大金持ちに!ということはありませんので十年後に少しでも増えてたらいいなという感じでのんびり投資をやっていきたいです。
金融知識が必要な理由。
今回のテーマは……
・金融知識が必要な理由。
です。
投資などでお小遣いが欲しい。
という人はもちろんのこと。
自分は投資する気はない。
という人にも金融知識は必要だと思います。
・勉強するのは儲けるため?
億り人になる!
そう思って投資をしてる人は多いです。
そのために必要なのは金融知識。
たくさんの儲け話を学んでたくさんお金を稼ぎたい!
そう考えるのは間違いではありません。
が正解でもありません。
・調べた先の儲け話。
美味しそうな話はどこにでも転がっています。
向こうから転がり落ちてくることもあります。
それはまるで凄く美味しそうな果物です。
たくさんの人が食べたいと思ってしまいます。
しかし……
・美味しそうな果実には毒がある。
美味しい話が本当に転がっているのなら……。
儲けるのなんて簡単です。
誰でもお金持ちになれます。
しかし実際のところはそうはなっていません。
お小遣いを稼ぐどころか財産を失う人の方が遥かに多いです。
それは儲けたい、という意識が強すぎて大事なことを見落としていたからです。
・大事なのは損をしないこと。
確実に儲かるものはありません。
その一方でほぼ確実に損するものはあります。
詐欺的なものはもちろんな話ですが。
中には合法なものだってあります。
合法だから安心。
というわけじゃないのが怖いところです。
少しひねくれた人の方が投資には向いているのかもしれません。
・美味しそうな果物達。
しかし儲からないものほど美味しそうに見えます。
なぜなら危険な言葉には優しく甘い蜜が詰まってるからです。
あなただけに教える話ですよ。
なんと月利10%稼げます。
100万円預けていただければ毎月10万円の配当です。
配当は必ず支払いますので絶対に儲かります。
しかし参加人数には限りがあります。
早くしないと乗り遅れますよ……。
よくある話だと思います。
少しの金融知識があればありえないと分かります。
しかしあまり金融に興味がなく人を疑わない……。
つまりいい人ならどうでしょう。
これで生活が楽になるならとお金を渡してしまうかもしれません。
こういう話の乗らないためにも。
あまり投資に興味がない人でも金融知識が必要だと思います。
・儲けることより損をしないこと。
損をすると損を取り戻そうとさらに損をします。
悪質な詐欺にあうと全財産を失うこともあります。
投資ではまず大きな損をしないことが大事です。
美味しそうな毒な果実を見極めるために私も金融知識を身につけていきたいです。